2009年04月25日

中国、IT商品のソースコード開示義務付けへ

世の中、草なぎ君の話題一色。まぁオレも結構あっちこっち見て回っているが。。

そんな中、びっくりする記事があったので、久々に更新。

「中国、IT商品のソースコード開示義務付けへ」
中国政府が日本に対し、中国国内でIT(情報技術)関連商品を販売する際、ソフトウエアの設計図など詳しい情報の提供を義務付ける「強制認証制度」の導入を通告してきたことが24日分かった。一昨年8月に中国が導入方針を表明して以来、日米欧は反対してきたが、中国側は今回、5月1日までに制度の内容を公表して導入を強行する姿勢をみせている。日本などの関係業界は知的財産権保護などの観点から強く反発しており、日本は世界貿易機関(WTO)への提訴も辞さない構えだ。

msn産経ニュース 中国、IT商品のソースコード開示義務付けへ

いやもう、びっくり。
良くも悪くもこの国はいつも想像の斜め上を行ってくれる。

常識的に考えて、はいそうですかと最新技術を渡す国や企業があるとは思えない。単純に考えて、選択肢としては

1.中国市場から全面撤退
2.中国向けには枯れた技術(2〜3世代前)を公開。つまり中国国内
  では欧日米の最新技術を使ったソフト/ハードは入手できない。

てなところか。1.の場合は中国はもちろん、中国の購買力をあてにしている全世界での経済的な影響がでかい。2.の場合、結局国内では欧日米に劣る商品しか出回らなくなり、競争力の劣化、コピー製品や海賊版の横行に拍車をかけるだろう。

事実、日立製作所の新社長もこんな発言をしている。
日立製作所の古川一夫社長は30日、読売新聞のインタビューに応じ、中国が検討している情報技術(IT)製品の機密情報開示を強制する新制度について、「デジタル製品にとって(ソフトウエアの設計図である)ソースコードは命。(開示なら)極めて危機的だ」と強い懸念を示した。

 中国が2009年5月に予定通り新制度を導入した場合には、「中国とそれ以外で(製品を)分けることを検討する状況になりうる」と述べ、中国向けの高度なデジタル製品の製造・販売を停止することも視野に検討する考えを明らかにした。

読売新聞 中国IT規制実施なら販売停止も 日立製作所・古川一夫社長


これが普通の感覚だろう。

政府の動きとしては、官房長官が強く再考を求めるとの談話を発表した

24日の会談後の発言らしいが、官邸サイトには何も載ってない。(どうでもいいけど、今時「官邸ホームページ」なんてダサイ名前つけるなよ。。)

ここのところは、本気で抗議して欲しい。もし適当に妥協するようなら、日本は本気でヤバイね。

中国も中国で、某国のミサイル外交じゃあるまいし、こんな事してもお互い良いことにはならないだろうに。一党政治だと止める人もいないのかね。

うちが中国で作っている製品そのものには影響はないだろうが、工場で使っている機械はほとんど日本製(○田製作所とか)なので、それらを購入できないとなれば、困る製造業も増えるだろうな。

個人的にはどんどん中国に入り込んでいこうと思っているが、昨年のギョーザ事件といい、冷や水をぶっかけられることが多い。中国人と同調して行きたいのに、中国を信用してはいけないという情報が外堀から入ってくる。しかも当の中国人はこういう報道が国外でされていることすらしらない。

中国から撤退する企業が増えている。うちの会社は当面は踏ん張るだろうし、今年後半からは受注が回復する見通しだとのことなので、大丈夫だとは思うが。

個人の付き合いと国の問題は別だけどね。どうしたってバイアスはかかるわな。。。
ラベル:中国
posted by hk at 22:26| 香港 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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