2008年10月03日

知的な喧嘩とは

こちらに書くのも久々だ〜。
最近は帰宅するとげっそり疲れているので、昼間に書いておく。

しかし、以下の内容は「ジャンル」の設定に困った。趣味でもビジネスでもスポーツでも「宇宙開発」とか「宇宙遊泳」なんてないもんなー。

てな訳で、今回のネタは中国の打ち上げた「神舟7号」。

ご存知のように、神舟7号は世界で3番目の、勿論中国初の船外活動(EVA)、いわゆる宇宙遊泳を実現した。その様子は全世界にリアルタイムで発信された訳だが。。。

「アポロは月に行っていない」という人が今でも存在するように、神舟7号についても「捏造だ」という人がいる。昨今の中国の悪い実績ーー五輪開会式でのCG、口パク、毒ギョーザ、粉ミルクなどーーを考えれば、「中国のやることなすこと全てウソ」と思い込む人がいるのも、分からなくもない。

オレ自身、EVAの中継映像を見たときは「CGくせぇ」と思った。ただ、そう思った原因については、自分の中で回答がでたので無問題。

ネットの一部で紛糾しているのは、
1.宇宙飛行士がハッチを開けた際に泡のようなものが飛んでいった
2.飛行士が旗を振っているが真空中であんな揺れ方をするのか
3.バックの地球が動いて(自転)していない
4.バックに星が写っていない
以上のことから、あの映像は捏造で水中で撮影したものではないか、と言われている。

詳細は面倒なのでここでは述べない。ノンフィクションライターの松浦氏が対応しているので、読んでいただきたい。
松浦晋也のL/D 「このっ、バカ共が!」2008.09.29

どうやら争点になっているのはニコ動やYouTubeの映像らしい。オレはニコ動のアカウントを持っていないしニコ動の映像の詳細はわからない。YouTubeはFlashベースのFLVという形式だというのは知っている。

いずれにせよ、アップロード時になんらかの変換処理がされてる、また再生時の品質がネットワーク環境に大きく依存する映像をみて、「動きがカクカクしている」「動いていないように見える」など、あーだこーだ言う感覚が理解できない。

その他の旗のゆれやバックの星、地球の動きは松浦氏などにより論破されている。

で、一連の書き込みは「知的な喧嘩」と興味深く読んでいたのだが、昨日今日の発言を読んで分かったことが1つ。

リアルでの喧嘩も同じだが、切れたら負け、である。
反論のための反論、揚げ足とり、自分の論点の根拠をぼかす、言葉使いが攻撃的になる。。。これら全てがあからさまに自分の劣勢をごまかすためであり、気付いてないのは本人だけ、という状況になる。松浦氏のブログで切れたK氏はアク禁になった。

喧嘩や口論で激昂しかかったら、深呼吸をしましょうね、ということですなー。


最後に。

今の中国について懐疑的になるのは無理もないと思う。むしろ疑ってかかるくらいのほうがいいとは思う。しかし、盲目的に中国は黒というのも、中国がおかしいのと同レベルでおかしい。

日本は有人宇宙飛行については、国レベルでレースを棄権した。背景には有人飛行には予算がかかり過ぎるため、まずは軌道上にモノを運ぶことで(国産)ロケットのレベルをあげようというのは理解できる。

しかし、棄権した人間がゴールした人間に向かって「八百長じゃね?」「オレだってやればできる」というのは、反則以外のなにものでもない。

「知的な喧嘩」は「痴的な喧嘩」ではないのである。
posted by hk at 14:47| 香港 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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